雑記(主に政治や時事について)

日々の雑感。政治色が高い目。

足立の「朝日新聞、死ね」について

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足立の言うことは正直もうあまり語るに値しない。そもそも「小選挙区で当選しなければ引退」と言っていたにも関わらず、比例復活したら途端に前言撤回するような人間である。思想も信条も存在しない、その時々の感情で反射的に生きている、昆虫のような存在である。*1

今回に限らず、彼の言動は議員として不適格というより、社会生活をまともに営めるや否やというレベルのものがあまりにも多く、どちらかと言うと治療の対象として見るべき人物である。

 

さて、注目したいのは足立を日本維新の会がどうするのかである。いくらなんでも特定の報道機関に「死ね」などと書く人間を、不問とするのだろうか?

朝日新聞社は報道機関であり、社会的組織である。そういうところに対して、維新の肩書付きのアカウントで「死ね」などと書く行為を不問にするということは、「維新の会は、反社会的組織に近い価値観を持った団体である」と公言しているに等しい。

そんなことは、普通の会社組織などに置き換えて考えてみればわかることである。

 

それでなくとも維新はあまりにも不祥事が多く、公党とか以前に、社会的組織としてまともな体制を維持できているとは言い難い。

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最近では、丸山と橋下の言い争いがクローズアップされ、挙句丸山が離党する話にまでなったが、問題はその時の橋下の言動である。

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「ボケ」の連発である。丸山にだって、彼の名前を書いて投票した人もいるだろうに、丸山だけでなく彼に一票を投じた人間に対しても失礼だし、自分の看板ぶら下げたアカウントでするべき発言とは到底言い難い。というか、顔、名前、所属組織の看板付きで、表立ってこんな事を平然と言える人間は、ヤクザ者位のものである。

丸山の件では、他にもこんなことを書いている。

 

 

「任侠」だの「血の結束」だの、なるほど大したもんである。どうやら維新という組織は、反社に近しいような「イカツイ」あり方を良しとしている組織らしい。

朝日新聞が、反社に親しい組織に叩かれる組織というなら、朝日新聞はそれなりに真っ当に社会悪と対峙している組織といえるのかもしれない。

そして、反社に親しい維新という組織の構成員たる足立が、「朝日新聞、死ね」とまで書いて、執拗に擁護する安倍晋三という人物が、一体どういう連中を惹きつけている存在なのか、という所にまで思いを致したい。

*1:足立は「日本死ね」が認められるんならエエやろ、みたいな雑なことを書いているようだが、「日本死ね」は一個人が匿名でなんの肩書もなく書いたものであり、対象も「日本」というボンヤリしたものである。山尾がこのブログを国会で取り上げたことの是非は別にして、足立という議員本人が発言することとは、天と地ほどの開きがある。まして朝日新聞は、過去に阪神支局襲撃事件を受け、犠牲者を出している。国会議員を何年もやっている足立が、まさか阪神支局襲撃事件を知らないはずはあるまい。