雑記(主に政治や時事について)

日々の雑感。政治色が高い目。

三浦瑠麗の「大阪には北朝鮮の工作員が多数潜伏している」発言について

三浦瑠麗が、フジテレビの「ワイドナショー」に出演した際の発言が炎上している。炎上の理由は、ざっくり言えば、「大阪には北朝鮮の工作員が多数潜伏している」と番組中で発言し、明確な根拠が無い中で、視聴者を不安に駆り立てたというものである。 togett…

下町ボブスレーという安倍晋三案件について

2月5日、「下町ボブスレー」の推進委員会から、平昌オリンピックでの使用契約を結んでいたジャマイカ代表に、本番での「下町ボブスレー」製ソリの使用を拒否されたことを表明した。本番では、ラトビアのBTC社製の物を使うとのことだ。 www.asahi.com 本番で…

【棄民世代】いまだ漂流するネットカフェ難民

下記エントリーに書いたとおり、2000年代前半の「超就職氷河期」に社会に出ることになった、30代後半の世代を自分は「棄民世代」と位置づけている。日本国政府と日本社会から棄民された世代ということである。 www.po-jama-people.info その棄民世代について…

日本における仮想通貨は終わってしまうのか?

仮想通貨価格の暴落、コインチェック社への不正アクセスによる仮想通貨NEM(ネム)巨額流出事件など、年明けから仮想通貨市場が揺れに揺れている。フェイスブックではとうとう仮想通貨の広告が禁止となってしまった。仮想通貨はこのまま終わってしまうのだろ…

取材活動すらしない産経新聞は本当に新聞といえるのか?

産経新聞は去年12月9日、沖縄で米軍海兵隊が高速道路上で交通事故に遭遇し、危険を顧みず人命救助を行っていたところ、海兵隊自身も事故に巻き込まれた件について報じた。だが、本件の報じ方はどちらかと言うと、沖縄の主要紙が本件を報じないことへの批判に…

女性専用の街と5000兆円

「女性専用の街」の話が1週間以上経って未だに炎上している。女性問題とか正直個人的にはあまり関心がないというか、自分自身にもミソジニーみたいなものが強くあるという自覚があるので、普段は首を突っ込まないのだが、いくらなんでも延焼しすぎなので、ち…

松本文明という典型的な安倍晋三物件について

1月26日、沖縄で相次ぐ米軍ヘリのトラブルに関し、志位和夫が国会で質問をしている際に、松本文明内閣府副大臣が「それで何人が死んだんだ」とヤジを飛ばした。同日、松本文明は責任を取り、内閣府副大臣を辞任した。 mainichi.jp 典型的な安倍物件 政治家の…

奈良県安堵町議のヘイト投稿と枝野「お祝い」発言捏造という「ネットde真実」事案について

人間の思想がもたらす認知の歪みというものを、まざまざと見せつけられた2つの事案の共通点について。 ヘイト投稿町議について 枝野「お祝い」発言捏造について ネットには真実がある? ヘイト投稿町議について まずは奈良県安堵町議会の増井敬史町議が、フ…

【残業代ゼロ法案】働き方改革の名のもとに押し込まれるもの

2018年の通常国会が始まった。この国会の目玉は「働き方改革」だという。産業界全体も後押ししている感じだが、この「働き方改革」という美名に騙されてはいけない。 働き方改革の中身は 残業代ゼロと安倍晋三 残業代ゼロと憲法改正 働き方改革の中身は 1/21…

フリーランチを夢見るネット言論

There ain't no such thing as a free lunch. (無料の昼飯なんてあるはずがない) ハイラインの「月は無慈悲な夜の女王」にも出てくる有名な格言である。 原義としては、酒場で酒を飲む客には昼飯を無料で提供するサービスをやった場合、昼食代は酒代の中に…

佐川国税庁長官の汚い出世の報い

今、ある意味日本で最も悲惨な針のむしろの上に座っている人は、彼なのではないかと思う。佐川国税庁長官のことである。 headlines.yahoo.co.jp 日本の官僚の歴史の中で、これほど露骨な「論功行賞」による人事で出世した(ように見える)者はないだろうし、…

浜田ブラックフェイス問題について

前回の下記エントリーに書いたとおり、システム障害で年が明け、正月三ヶ日を仕事をして過ごすことになってしまい、年末年始の番組を全く見ていないという、完全非国民状態の自分だが、ネット言論界隈もなんだか正月番組の話題一色になっており、すっかり全…

拝啓 ウーマンラッシュアワー村本大輔様

拝啓 ウーマンラッシュアワー村本大輔様 年明けの「朝まで生テレビ!」にご出演されたとのことで、ある意味、芸人としての「アガリ」に達せられたようで、お慶び申し上げます。 村本様の番組出演、残念ながら私、1月1日の早朝からシステムトラブル対応に伴い…

リニア建設談合とモリカケ(日本社会は何故不正と手を切れないのか)

このところ忙しく、2週間も記事の間隔が空いてしまった。リニアの入札不正問題について、思うところがあるので久々に書いてみようと思う。 リニア建設という世紀の大事業に、もちろん大手ゼネコンが噛んでいるわけだが、そこで予想通りというか、ゼネコン同…

【棄民世代】ロスジェネ世代という日本国政府に棄民された世代

「ロスジェネ世代」という事について考えると、どうも思考が千々に乱れてしまう。そのため、このエントリーは特に、まとまりのない乱文の類になってしまうことを、ご容赦願いたい。 anond.hatelabo.jp いわゆる「ロスジェネ世代」とは、1993~2005年の間に就…

天皇陛下譲位による改元とシステム対応について

12月1日の皇室会議にて、譲位の日程は平成31年(2019年)4月30日と決定した。これにより、改元日は5月1日となった。 www.sankei.com ゴールデンウィークが10連休化するのではないか? との憶測も飛び交い、歓迎ムードが漂っている感がある。 www.buzzfeed.co…

日馬富士引退までの経過に見る、「ヤクザ公益法人」日本相撲協会の姿について

日馬富士がついにというか、ようやくというか、よく分からないやり取りの中で引退することになった。 自分の中でこの問題については時間を経れば経るほど、日馬富士個人より、相撲協会そのものの異常さを認識するようになった。 はっきり言って、ヤクザまが…

熊本市議会における子連れ会議騒動について

熊本市議会において、緒方夕佳市議が子連れで市議会に出席しようとしたところ、周りの議員らに批判され、同伴を断念した件について。 子供を議場に連れてきて本当に議会が真っ当に進行できるのかなど、細かな問題点は色々あろうが、自分としてはまず緒方市議…

【歴史戦w】大阪市とサンフランシスコ市の姉妹都市提携解消騒動(産経新聞界隈の「歴史戦」の戦果について)

そもそも戦いになっていると言えるのか、なんのための戦いなのかも分からない。 吉村大阪市長による、従軍慰安婦像設置に伴うサンフランシスコ市との姉妹都市提携解消についての話である。 たった1つの像をめぐる争いで、60年に及ぶ大阪市とサンフランシスコ…

この時期に加計学園獣医学部募集の全面広告を掲載した読売新聞の異様さ

本件はどこか取り上げるだろうと、自分はタカをくくっていたが、まさか日刊ゲンダイくらいしか大きく取り上げないとは、ちょっと意外としか言いようがない。 11/18(土)の読売新聞に、加計学園獣医学部の全面広告が掲載された件である。 加計学園獣医学部募…

森友学園問題に見る、政治から始まる国家のモラル崩壊

小池政権こそ生まれなかったが、以前このエントリーで書いた事態が、現在も進行中ということが改めて証明された。 www.po-jama-people.info 政治は時代の空気に影響され、時代の空気もまた政治に影響される。 政治から始まる国家のモラル崩壊が、全国に静か…

日馬富士の暴行問題をめぐる、角界の異様さ、不可思議さ

当ブログとしては珍しくスポーツの話題だが、角界という所の異常さが際立っている内容なので、ちょっと注目してみた。 2017.11.18追記 2017.11.17段階での記事なので、公表されている事実関係がその後のものとだいぶ変わっています。 www.asahi.com 貴ノ岩が…

足立の「朝日新聞、死ね」について

www.buzzfeed.com 足立の言うことは正直もうあまり語るに値しない。そもそも「小選挙区で当選しなければ引退」と言っていたにも関わらず、比例復活したら途端に前言撤回するような人間である。思想も信条も存在しない、その時々の感情で反射的に生きている、…

トランプを好む「愛国的」な人々

トランプ大統領が日本に来て、天皇陛下や安倍総理と会談などをし、そして去っていった。韓国や中国にも歴訪する。 アメリカの政治に明るいわけではないので、トランプという大統領がアメリカにとってどうなのかはハッキリとはわからないが、日本における「政…

イヴァンカ・トランプ(が関わった)基金への日本政府による57億円拠出(の語られ方)について

この基金については、基金への政府の拠出そのものより、57億円の語られ方について疑問がある。 this.kiji.is 共同通信の記事のタイトルを見ると、イヴァンカ・トランプ個人の私的基金に政府が拠出したようにみえる。また、安倍首相自身も「イバンカ氏が主導…

加計学園ツイへの反論に対し、まとめて反論する

昨日このようなツイをしたところ 「モリカケなんて国民は興味ねえんだよ。野党は労働者のためになることしろや」って、言ってて矛盾に気が付かねえの本当にすごいわ。加計学園にブチ込まれる百億円以上の税金、この金は何人の人間の生涯賃金に相当するんだろ…

あり得ない「加計学園認可の見通し」について

www.asahi.com ついにというか、認可される見通しとなった。衆議院選挙直後の特別国会は、当初の安倍内閣の目論見だと、11月8日までの超短期での開催だった。加計学園問題を年内はスルーさせるつもり満々だったことは明らかで、まさに、下記の記事に書いたと…

前原誠司とは、そして前原を2回代表として信任した民進党(民主党)とは何だったのか

「軽挙妄動」とは、前原誠司にこそふさわしい言葉だ。民主党と民進党で2回党首になり、2回とも思慮なく人を信用してしまい、所属政党に大きなダメージを与えた男である。*1 1度目は堀江メール問題。大した裏取りもせずくだらない怪文書の類を国会に持ち出す…

安倍ちゃん、秋葉原リベンジ!

「会いにいける国難」こと安倍ちゃんだが、トラウマの地、秋葉原でリベンジをするそうだ。 www.asahi.com これまで散々ステルス演説などをやり、野次を飛ばされまいとしていたわけだが、リベンジをきっちりやりたいということか。 これまではこんなスタイル…

日本を貶める日本人をあぶりだせ(タイトル原文ママ)

産経新聞が異様な新聞であることはずっと知っていたが、ここまで来ているとは。 www.sankei.com マルタでの女性記者殺害事件から、どうしてこのようなタイトルの記事が出来上がるのかさっぱりわからない。内容を読むともっと支離滅裂ではっきり言って要旨を…